こんにちは!えどです。毎日ヤバイですね…花粉。私の花粉症歴は30年ほどになりまして、もう数字だけ見れば大ベテランです(汗)しかしホント、この花粉症だけは慣れないです。いまだにこの時期はヒィヒィ言ってます^ ^;
医者には「花粉症は治ることはないから上手に付き合っていくしかないから。」と言われますが、「付き合ってられるかぁーーー!」と。花粉症が無い人が本当に羨ましい限りです…
今日はそんな花粉のお話ですが、実は花粉症が無い人にも大きな影響があるんです!決してあなたも他人事ではいられない…?!
春の花粉、髪と頭皮にも影響がある!
春になると多くの人が花粉症に悩まされます。くしゃみや鼻水、目のかゆみといった症状に気を取られがちですが、実は髪や頭皮にも深刻な影響を与えていることをご存じでしょうか?
花粉は目に見えない微細な粒子であり、静電気を帯びた髪に付着しやすく、知らず知らずのうちに髪と頭皮の健康を脅かしています。「最近、髪がゴワつく」「頭皮がムズムズする」と感じているなら、それは花粉の影響かもしれません。
本記事では、花粉が髪や頭皮に及ぼす影響と、その対策・ケア方法を詳しく解説していきます。美容師歴20年以上のプロの視点から、誰でも簡単に実践できるヘアケア習慣をご紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
花粉が髪や頭皮に及ぼす影響とは?
1. 花粉症だけじゃない!髪にもダメージを与える理由
花粉症は一般的に「目や鼻の症状」として認識されていますが、実際には髪や頭皮にも悪影響を及ぼします。では、なぜ花粉が髪にとって脅威となるのでしょうか?
① 静電気による付着
春先は乾燥が激しく、髪が静電気を帯びやすい時期。花粉は非常に軽く、風に乗って飛散するため、静電気の発生しやすい髪には特に付きやすいのです。
② 髪のキューティクルへの影響
髪の表面を覆うキューティクルがダメージを受けていると、花粉が髪の内部に入り込み、乾燥やゴワつきの原因になります。傷んだ髪ほど花粉を吸着しやすくなるため、日頃のケアが重要です。
③ 頭皮への刺激
花粉は皮膚にも影響を与えるため、頭皮に付着するとかゆみや炎症を引き起こす可能性があります。また、花粉が毛穴に詰まることで、皮脂バランスが崩れ、フケやベタつきの原因にも。
💡 ポイント:
花粉は単なる外敵ではなく、髪と頭皮の健康を損なう要因となる可能性があるため、適切な対策が必要です。
2. 花粉が付着すると起こる髪の変化(乾燥・ごわつき・パサつき)
花粉が髪に付着すると、次のようなトラブルを引き起こします。
✅ 乾燥 → 花粉が髪の水分を奪い、パサつく
✅ ごわつき → 花粉が蓄積し、指通りが悪くなる
✅ ツヤの低下 → 髪表面がザラつき、輝きを失う
特に、ブリーチやカラーリングでダメージを受けた髪はキューティクルが開きやすく、花粉が内部に入り込みやすいため注意が必要です。
3. 頭皮への影響(かゆみ・炎症・ベタつき)
髪だけでなく、頭皮も花粉による影響を受けやすい部位です。
✅ かゆみ・炎症 → 花粉が付着すると頭皮が刺激され、かゆみや赤みが発生
✅ ベタつき → 花粉が皮脂と混ざることで、髪が油っぽくなりやすい
✅ フケの増加 → 花粉が頭皮のバリア機能を低下させ、乾燥フケの原因に
特に、敏感肌やアレルギー体質の人は影響を受けやすいため、花粉シーズンの頭皮ケアは慎重に行う必要があります。
4. 影響を受けやすい髪質・ライフスタイルとは?
以下のような髪質や生活習慣の人は、特に花粉の影響を受けやすいため要注意です。
🔹 ダメージ毛 → キューティクルが開き、花粉が内部に入り込みやすい
🔹 細い髪 → 髪が絡まりやすく、花粉が付着しやすい
🔹 ロングヘア → 髪の表面積が広いため、花粉が溜まりやすい
🔹 外出が多い人 → 外気に触れる時間が長く、花粉を浴びやすい
💡 ポイント:
自身の髪質やライフスタイルに合わせた花粉対策を行うことで、ダメージを最小限に抑えることができます。
ここまで、花粉が髪や頭皮に与える影響について詳しく解説しました。では、どのようにすれば髪への花粉の付着を防ぎ、ダメージを軽減できるのか?
次の章では、外出前の予防策から帰宅後のヘアケアまで、実践的な対策方法をご紹介します!
花粉による髪ダメージを防ぐ!今日からできる対策
花粉が髪や頭皮に与える悪影響を理解したところで、次に知りたいのは「どうすれば防げるのか?」という点ですよね。
この章では、外出前・外出中・帰宅後に実践できる花粉対策を詳しく解説します。どれも簡単に取り入れられる方法ばかりなので、今日からすぐに実践してみてください!
1. 外出前のプロテクトケア(花粉が付きにくいヘアセット&スプレー活用)
髪は花粉が付着しやすい素材の一つ。特に、乾燥していると静電気を帯びやすくなり、空気中の花粉を引き寄せてしまいます。そこで、外出前にできる花粉対策を徹底しましょう。
① 髪の表面をコーティングするヘアオイル・スプレーの活用
花粉が髪に直接触れないようにするためには、髪の表面を保護するオイルやスプレーが有効です。
✅ シリコン入りヘアオイル → 髪表面をなめらかにし、花粉の付着を防ぐ
【ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョン +】
レビュー:
- しっとりまとまるのにベタつかない使用感で、髪の毛がサラサラになる
- 乾燥やパサつきを抑え、ツヤのある仕上がりになる
- 花粉の季節でも、髪がまとまりやすく、パサつきが気にならない
口コミ:
- 「花粉がつきにくくなった気がする」
- 「髪の毛がまとまりやすくなって、朝のスタイリングが楽になった」
- 「香りがよくて、気分転換になる」
✅ 帯電防止スプレー → 静電気を抑え、花粉の吸着を減らす
【資生堂 アデノバイタル スカルプエッセンス】
レビュー:
- スカルプケア効果も期待できるため、頭皮環境を整えながら静電気を抑えることができて嬉しい
- 髪にハリとコシを与え、ボリュームアップ効果も期待できそう
- スプレータイプなので、使いやすく、髪全体に均一にスプレーできる
口コミ:
- 「静電気が減って、髪の毛がまとまりやすくなった」
- 「頭皮がスッキリして、髪の毛が元気になった気がする」
- 「花粉がつきにくくなった気がする」
✅ ヘアミスト(保湿成分配合) → 髪の乾燥を防ぎ、静電気の発生を抑える
レビュー:
- パサつきがちな髪がしっとりまとまりやすくなった
- 静電気が起きにくくなった
- ベタつかず、サラサラな仕上がりになる
口コミ:
- 「髪の毛がサラサラになって、指通りが良くなった」
- 「静電気が減って、髪が落ち着くようになった」
- 「パサつきが改善されて、しっとりまとまるようになった」
- 「香りも良く、リラックス効果もある」
特に「静電気防止スプレー」は、花粉対策において高い効果を発揮するのでおすすめです。
② 花粉がつきにくいヘアスタイルを選ぶ
髪をまとめるか、ツヤのあるストレートスタイルにすると、花粉の付着が最小限に抑えられます。
❌ 避けたいスタイル → フワフワした巻き髪や逆毛スタイル(花粉が絡まりやすい)
⭕ おすすめスタイル → 低めのポニーテール・お団子・ストレートヘア(花粉が付着しにくい)
特に、帽子をかぶる習慣がない人は、髪をまとめるだけでも効果的です。

2. 静電気を防ぐ!正しいブラッシングとヘアケア習慣
花粉を髪に引き寄せる最大の原因の一つが静電気。適切なブラッシング方法とヘアケアで、静電気を防ぎましょう。
① ブラッシングの工夫
使うブラシによって、髪の静電気を抑えることができます。
✅ 木製ブラシ → 静電気が発生しにくく、髪に優しい
✅ 豚毛・猪毛ブラシ → キューティクルを整え、ツヤを出しながら静電気を防ぐ
✅ 静電気防止加工のコーム → プラスチック製のブラシよりも効果的
また、ブラッシング前にヘアミストを軽くスプレーすることで、髪に水分を補給し、より効果的に静電気を防ぐことができます。
② シャンプー・トリートメントの見直し
静電気を防ぐためには、保湿力の高いシャンプーやトリートメントを選ぶことが重要です。
❌ NGアイテム → 硫酸系洗浄成分が含まれる強力なシャンプー(乾燥を招く)
⭕ おすすめアイテム → アミノ酸系・保湿成分配合のシャンプー
特に、セラミド・ヒアルロン酸・アルガンオイルなどの保湿成分が配合されたヘアケア製品を選ぶと、髪の乾燥を防ぎ、花粉の付着を減らすことができます。
3. 帽子やストールは逆効果?本当に有効なガード方法
花粉を防ぐために「帽子やストールを活用しよう」と考える人は多いですが、実は逆効果になることもあるので注意が必要です。
① 帽子の選び方
❌ 避けるべき素材 → ウールやニット素材(花粉が付きやすい)
⭕ おすすめ素材 → ポリエステルやナイロン(花粉が付きにくい)
また、つばが広い帽子を選ぶことで、髪や顔への花粉の付着をさらに防ぐことができます。
② ストールの使い方
❌ NGな巻き方 → ふんわり巻き(髪と擦れて花粉が舞いやすい)
⭕ おすすめ巻き方 → 首にフィットする形で巻く(花粉の拡散を防ぐ)

4. シャンプー前にやるべき!花粉を落とす効果的な習慣
外出から帰ったら、髪に付着した花粉をしっかり落とすことが大切です。
✅ 玄関前で髪を軽く払う → 服と同時に髪の花粉を落とす
✅ ドライヤーの冷風を使う → 髪の表面に付いた花粉を吹き飛ばす
✅ ブラッシングをしてからシャンプー → 余分な花粉を事前に落とし、シャンプーの効果を高める
また、シャワーを浴びる際は、最初にぬるま湯でしっかり髪を流すことがポイント。こうすることで、花粉をより効率的に洗い流すことができます。
ここまで、花粉を髪に付着させないための予防策を紹介しました。しかし、どれだけ予防しても、完全に花粉を避けることは難しいのが現実です。
そこで次の章では、花粉が付着した後の「洗髪&アフターケア」について詳しく解説していきます。正しいシャンプーの方法や、花粉ダメージを軽減するトリートメントの選び方を学び、美髪を守るための習慣を身につけましょう!
正しい洗髪&アフターケアで花粉ダメージを最小限に!
どれだけ気をつけていても、外出すれば少なからず花粉は髪に付着してしまいます。そこで大切なのが帰宅後の正しい洗髪とアフターケアです。
間違った洗い方をすると、花粉がしっかり落ちないだけでなく、頭皮や髪にダメージを与えてしまう可能性も…。この章では、花粉をしっかり落としながら髪を美しく保つためのケア方法を詳しく解説していきます!
1. 花粉をしっかり落とす!正しいシャンプーの手順
花粉を効率よく落とすためには、シャンプー前の準備がとても重要です。ただ何となく洗うのではなく、ポイントを押さえた洗髪を心がけましょう。
① シャンプー前にお湯でしっかり流す(予洗い)
花粉は水溶性ではなく、髪の表面に静電気でくっつく性質があります。そのため、シャンプーの前にぬるま湯でしっかり流すことが大切です。
✅ 38℃前後のぬるま湯を使用(熱すぎると頭皮の乾燥を招く)
✅ 2~3分間、指の腹で優しくマッサージしながら流す
この「予洗い」だけで、髪に付いた花粉の約7~8割が落ちると言われています。
② 泡立てネットを使ってシャンプーを泡立てる
シャンプーを手に取って直接髪につけるのはNG!髪同士の摩擦を防ぐために、しっかり泡立ててから使いましょう。
✅ 泡立てネットを使うと、少量のシャンプーでもモコモコの泡が作れる
✅ キメ細かい泡が、髪と頭皮のすき間に入り込み、花粉や汚れをしっかり除去
③ 指の腹で優しく洗う(ゴシゴシこすらない)
爪を立ててゴシゴシ洗うと、頭皮が傷つきバリア機能が低下してしまいます。優しくマッサージするように洗うのがポイント!
✅ 指の腹を使って、円を描くように優しくマッサージ
✅ 頭皮を重点的に洗い、髪は泡をなじませる程度でOK

2. 花粉ダメージを軽減するトリートメント&コンディショナーの選び方
シャンプーの後は、髪に潤いを与え、キューティクルを整えるケアが必要です。静電気を防ぎ、花粉が付着しにくい状態にするためにも、トリートメントの選び方が重要になります。
① 花粉対策に適したトリートメントの成分
花粉が付きにくく、髪を保護するためにおすすめの成分はこちら!
✅ シリコン(髪の表面をコーティングし、花粉の付着を防ぐ)
✅ ヒアルロン酸・セラミド(保湿成分。乾燥を防ぎ、静電気を抑える)
✅ アルガンオイル・ホホバオイル(髪にツヤを与え、摩擦を軽減)
特に、シリコンが悪いという誤解をしている人も多いですが、適量のシリコンは花粉対策に有効なので、避ける必要はありません。
② トリートメントの正しい使い方
「適当に馴染ませて流す」だけでは、トリートメントの効果は十分に発揮されません。
✅ 毛先を中心に馴染ませ、粗めのコームでとかす(ムラなく浸透させるため)
✅ 3分ほど放置し、ぬるま湯でしっかりすすぐ(すすぎ残しは頭皮トラブルの原因)
トリートメントの成分をしっかり髪に浸透させることで、キューティクルが整い、花粉が付きにくい髪になります。
3. 乾かし方が大事!ドライヤーを使った静電気&花粉対策
髪を自然乾燥させると、花粉が付きやすくなるのをご存知ですか?
ドライヤーの使い方を工夫することで、髪の静電気を抑え、花粉が付きにくい状態にできます。
① タオルドライのコツ
ゴシゴシ拭くのはNG!タオルでポンポンと押さえるように水分を吸収しましょう。
✅ マイクロファイバータオルを使うと、摩擦が少なく早く乾く
② ドライヤーの正しい当て方
✅ 髪の根元から乾かし、最後に毛先を乾かす
✅ 上から下に風を当てて、キューティクルを整える
✅ 仕上げに冷風を当てると、ツヤが出て静電気を防げる
特に、静電気防止機能のあるドライヤーを使うと、花粉対策により効果的です。

まとめ:花粉対策を習慣化して美髪をキープしよう!
ここまで、花粉が髪に与える影響と、それを防ぐための対策を紹介しました。
✅ 外出前 → 花粉が付きにくいヘアセット&スプレーでプロテクト
✅ 外出中 → 静電気を防ぐブラッシング&帽子の選び方
✅ 帰宅後 → ぬるま湯での予洗い&保湿トリートメントで花粉をオフ
✅ アフターケア → 正しい乾かし方で静電気を抑え、髪を守る
花粉の季節は毎年訪れますが、ちょっとした工夫で髪のダメージを最小限に抑えることが可能です。
ぜひ、今日から実践して「花粉に負けない美髪」を目指しましょう!
